阪急阪神エクスプレスは10月15日、ユキヒョウを東京の多摩動物公園から、カナダのトロント動物園に向けて10月5日に輸送したと発表した。
5日午前、輸送用アルミ製ケースに入れられた4歳メスのユキヒョウ(愛称:エナ)を動物専用車に載せて多摩動物公園を出発。
羽田空港到着後、輸出通関手続きを終え、同日夕刻のフライトでカナダのトロント空港に向けて出発した。
日本時間6日未明にトロント空港到着、輸入通関手続後にトロント動物園へユキヒョウが届けられた。
絶滅危惧種であるユキヒョウの保全繁殖プロジェクトでは、国内外の動物園が協力して繁殖計画を推進している。その取組みの一環として多摩動物公園とトロント動物園の間でも、協力しながら飼育数が少ないユキヒョウの繁殖を目指している。