トッパン・フォームズは10月16日、製造の現場で行われている工程管理業務を効率化する「キーボードエミュレーション対応RFIDリーダー・ライター」を10月末日から販売すると発表した。
<キーボードエミュレーション対応RFIDリーダー・ライター>
キーボードエミュレーション機能を有し、キーボードインターフェース機能を持つバーコードリーダー同様にRFIDの読み取りができるようになる。
優れた読取速度と広い読取範囲(この製品の場合、150mm)により、データ入力にかかる時間を大幅に短縮する。
製造現場ではバーコードを使った工程管理システムが多数稼働しており、低コストでグレードアップすることが可能となった。
接続方式としてRS-232CとUSBの2機種をラインアップ。RS-232Cは、製造現場で広く利用されているPLC(シーケンサー)などに最適で、RS-232Cのバーコードリーダーとの置き換えができる。
2機種ともに定価は3万8000円(税別)。
トッパンフォームズは、自動車、電機、機械をはじめとする製造業向けに販売し、2017年度までに1億円の売上を見込む。