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商業用不動産投資/物流施設の不動産投資割合は第3四半期で11%

2015年10月27日/調査・統計

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JLLは10月27日、日本の商業用不動産投資を分析したレポート「ジャパン・キャピタル・フロー 2015年第3四半期」を発行した。

J-REIT市場では、7月にジャパン・シニアリビング投資法人が資産規模約280億円で上場するなど新規上場の動きがみられた。

そのほか、日本リート投資法人が複数の売主からオフィス11物件を約467億円で取得、GLP投資法人がスポンサーであるGLPの特定目的会社から物流施設5物件を約381億円で取得、インヴィンシブル投資法人がスポンサーであるフォートレスのSPCからホテル11物件、住宅3物件を約353億円で取得するなどの既存REITによる継続的な物件取得の動きがみられた。

セクター別投資額割合推移を見ると、物流施設は2006年5%、2007年6%、2008年7%、2009年6%、2010年8%、2011年5%、2012年35%、2013年20%、2014年9%、2015年Q1~Q311%となっている。

なお、日本の2015年第3四半期の投資額は、前年同期比30%増の1兆900億円(米ドル建てでは11%増の89億ドル)となった。また、2015年1月~9月までの投資額は、前年同期比15%増の3兆4000億円(米ドル建てでは1%減の282億ドル)となった。

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