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インフォマート/「BtoBプラットフォーム」と「SCMシステム」システム連携

2015年10月29日/SCM・経営

インフォマートは10月29日、インフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム」とエイ・エスネットワークが提供する「SCMシステム」と、企業の売上処理や請求業務における生産性の向上を実現するため、システム連携を開始したと発表した。

インフォマートが提供するBtoBプラットフォームは、日々の受発注や請求業務をWeb上で行えるシステムとして、現在、利用企業数は3万8188社、事業所数は27万5766社の企業が利用している。

エイ・エスネットワークのSCMシステムは外食産業本部・店舗、ベンダー、メーカー、物流倉庫の各業務に対応しうる標準機能を持ち、現在、66社、1万4600店舗、取引先6700社の企業が利用している。

両社のシステムが連携することで、見積・発注・仕入・在庫管理・発送・請求までのプロセス管理と、ペーパーレス化が実現する。

BtoBプラットフォームで受注したデータをSCMシステムに取り込み、出荷データを発送データとして取引先に送付、請求データはBtoBプラットフォームを通じて取引先に電子請求することが可能。

なお、BtoBプラットフォームは、「BtoB電子請求書プラットフォーム」「ASP受発注システム」「ASP商談システム」「ASP規格書システム」の4つのサービスから成り立ち、企業間の紙で行われている商取引をWeb上で行えるシステム。

BtoBプラットフォームを利用することで、企業の生産性向上、時間短縮、コスト削減、ペーパーレス化・CO2削減を推進し、環境に貢献する。

SCMシステムは、外食業界向けに受発注・在庫管理をメインとし、業界の仕入れ業務をサポートするASPシステム。

外食産業本部・店舗、ベンダー、メーカー、物流倉庫の各業務に対応しうる標準的な機能を持つことで、企業間の同一情報共有が可能となり、情報の正確さの向上、仕入管理の把握・見直しが可能。

SCMの持つ在庫管理機能に比べ、更に細かな庫内業務に特化した倉庫内業務支援システム「WMSシステム」も別途提供しており、SCMとWMSとの連携も可能だ。

今後も両社の利用企業に連携を周知する他、新たな連携サービスの提供などを実施していくとしている。

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