日本パレット協会は11月12日、アジアのパレットの日を記念しての講演会と懇親会を行い、関係者105名が集まった。
<鈴木蘭々さん(左)とアジアのパレットの日委員会委員の岡田友里さん>
講演会では、「鈴木蘭々が語るアジアのパレット日」をテーマに、アジアのパレットの日委員会委員でユーピーアール広報室の岡田友里さんと、鈴木蘭々さんがインタビュー&トークショーを行った。
鈴木蘭々さんは、「私は縁の下の力持ちという言葉が大好きです。講演の依頼を受けた時にパレットの説明を受けましたが、パレットも同様に縁の下の力持ちだというお話を聞き、とても感動しました。芸能界に限らずどんな業界でも下支えしてくれるものがあってこその、表の世界だということをいつも考えています。その意味でも、パレットは素晴らしい商品だと思います」と話した。
さらに「芸能界の舞台裏での大道具さんなどの裏方の奮闘には、いつも胸が熱くなりますし、パレットが物流の裏方のような役割を持っているんだなぁと感じました」と述べた。
日本パレット協会の山﨑和彦会長(東陽木材社長)は、「アジアのパレットの日は、当初8月10日にしようとしていたが、8年前にアジアの他の国の意見も入れ、リターナブル・パレットのアジア標準1100㎜と1200mmから、11月12日となった。日中韓を中心としたAPSF(アジアパレットシステム連盟)も結成10周年を迎え、この間、中国・上海で記念大会を開いたばかり。加盟国もアジア10か国と増加した。今後もリターナブルパレットシステムの普及等で効率的なパレット輸送の構築を目指していきたい」と語った。