サトーは12月1日、CSN地方創成ネットワークが9月29日にオープンした羽田鮮魚センターに、商品の入出荷作業で使用するバーコードラベルを発行するためのプリンティングソリューションを納入したと発表した。
納入したプリンティングソリューションは、鮮魚商品の入出荷作業を正しくスピーディに行うためのバーコードラベルを発行するもの。
入荷時に荷主や魚種などの商品情報を発話で入力し、その情報がラベルに印字される。
納入したラベルプリンタ「CL4NX-J」は、IoTを活用してその稼働状況が24時間遠隔監視されている。
問題が起きそうな箇所を未然に見つけ、必要なサポートを随時行うことで、「突然の故障でラベルが発行できない」という事態を防ぐ。
CSNが全国に擁する生産者のネットワークと鮮魚をつなぐ情報(産地、荷主、魚種、重量、入荷日など)を印字したラベルがトレーサビリティを可能にしている。
なお、羽田鮮魚センターは、全国で水揚げされた鮮魚を超速で首都圏の飲食店に届けるためCSNが羽田空港内にオープンした仕分け施設。
センターでは、全国から集まった鮮魚が注文ごとに仕分け・加工され、公設卸売市場を介さず首都圏の飲食店やアジア各国に出荷される。