日本精工/基幹システムをグループ共通のプライベート・クラウド環境へ移行

2015年12月10日 

日本オラクルとアシストは12月2日、日本精工(NSK)が基幹システムの統合データベース基盤として、オラクルの高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine (Oracle Exadata)」を導入し、海外拠点を含むグループ共通のプライベート・クラウド環境として稼働したと発表した。

「Oracle Exadata」の導入により、旧システムと比較して調達・運用コストが約60%削減されたほか、最大2.5倍の性能向上が達成された。合わせて、NSKはオラクルのエンジニアド・システムのためのサポートサービスである「Oracle Platinum Services」も採用した。

「Oracle Platinum Services」は、オラクルの保守サポート「Oracle Premier Support」のオプションサービスで、リモートでの障害監視、迅速なサポート対応、およびパッチ適用サービスを追加コストなしで提供する。より高度なサポートサービスにより、運用の安定性を確保できる。

統合データベース基盤に求められる堅牢性を強化するため、「Oracle Maximum Availability Architecture (MAA)」と「Oracle Maximum Security Architecture (MSA)」を採用した。

これにより、「Oracle Exadata」上で稼働するシステムのすべてが、可用性、セキュリティ、性能向上のメリットを享受できるようになる。

MAAに含まれるデータベースのリアルタイム連携機能である「Oracle Active Data Guard」を活用することで、1500kmを超える複数台の「Oracle Exadata」が常時同期され、基幹システムの24時間365日稼働を支える災害対策も実現した。

従来は、基幹システムの稼働環境は、個別最適な環境に構築され、システム運用やサービスレベルの違いなど管理面での負荷やコストが高いという課題を抱えていた。

システムの刷新にあたっては、ITガバナンスの強化およびコスト削減、安定運用を実現できるデータベース基盤として、プライベート・クラウド構築に求められる処理能力と拡張性、信頼性および可用性、運用監視の簡素化などの特長が評価され、「Oracle Exadata」が導入された。

今後は、プライベート・クラウド化による開発や調達に関わる時間短縮のメリットを活かし、会計・調達システムとしてグローバル・シングル・インスタンスで運用する「Oracle E-Business Suite」を皮切りに、他の既存システムの稼働基盤も「Oracle Exadata」に順次移行する計画だ。

なお、システム導入支援はアシストが担当し、新システムの構築から運用にいたる全体のプロジェクト管理を支援している。

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