ヤマトホールディングスは1月26日、秋田県食肉流通公社とノーブルモノ社、ヤマトグループが「タイ向け秋田牛の輸出販売に関する基本契約」を1月25日に締結したと発表した。
＜ヤマトグループの役割＞
地元金融機関の北都銀行が中心となって三者間の連携を図り、産官金一体となって取り組んだ結果、秋田県食肉流通公社・ノーブルモノ社・ヤマトグループが3社間の売買基本契約を締結したもの。
今後は、秋田県食肉流通公社に代わってヤマトグループがノーブルモノ社から注文を受領すると共に、輸出者として輸出にかかわる一切の業務を行った上で、タイのノーブルモノ社へ輸出販売する。
秋田県食肉流通公社を通じた秋田牛の輸出を促進し、海外における秋田牛の販売強化を支援する。
秋田県が推進する「秋田牛」ブランドの確立と販路拡大のため、海外展開に意欲的な県内の生産者や輸出事業者に有益な新しい販売ルートを提供し、秋田県の事業者が海外で付加価値の高いビジネスを展開できるよう、総合的に支援する。
ヤマトグループの役割は、ヤマトグループが売買、輸出手続き、国際輸送、商品代金決済等の貿易にかかわる業務を行うことにより、秋田県が推進する「秋田牛」の輸出販売推進に貢献することが目的。
今後、ヤマトグループは、グループの持つ情報・物流・決済機能の提供により、日本産品の輸出に取り組む事業者へ、物流とビジネスの両面でのサポートを行い、販路・輸出拡大推進に貢献していくとしている。
