鴻池運輸は1月27日、ベトナム現地法人KONOIKE VINATRANS LOGISTICS(K-VINA)が、ベトナムで自社車両を順次導入し、ベトナム国内の自動車貨物輸送の基盤を強化すると発表した。
1月から2017年にかけて、新たにトラック(常温・定温)・トレーラー約110台を導入する。
同社は、1993年にベトナムに進出し、特に定温輸送に強みを持ち、ベトナム国内で小売店舗向けの店舗配送網などを構築してきた。
昨今のベトナムでは、過積載の取り締まり強化に伴う顧客からの安全・品質を担保した自動車貨物輸送の需要が増大。
K-VINA は、これらの需要に対応するため、自社車両を導入し、輸送の「安全・品質」向上を図っていく。
自動車貨物輸送の基盤強化に向けて、ベトナム人ドライバーの採用と育成にも注力し、KONOIKEグループの事業基盤を支える安全・安心の輸送サービスを提供していくとしている。
■K-VINA概要
商号:KONOIKE VINATRANS LOGISTICS CO.,LTD.
本社所在地:18-A LUU TRONG LU, DISTRICT 7, HO CHI MINH CITY, VIETNAM
設立:1996年
資本金:USD340万1453
従業員数:約410名
事業内容:フォワーディングサービス、定温物流サービス、海外プラント輸送・エンジニアリングサービス、クロスボーダー輸送サービス
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