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東京都/事業所で不要になった小型家電を宅配便で回収

2016年02月01日/SCM・経営

東京都環境局は1月29日、モデル事業として、事業所で不用となった小型家電を対象に、宅配便を活用した小口回収を実施すると発表した。

排出者は、回収を宅配業者に依頼するため宅配料金で日時を指定できる。

実施者は、汎用性の高いサービスを提供することで多くの金属資源を回収できる。東京都は、国の認定業者に引き渡すことで不適正処理の防止と資源化を促進できる。

実施期間は2月1日から2月29日まで。回収の対象は、東京都内の事業活動により生じた小型家電(パソコン等の小型の電化製品)、宅配便の規格サイズ(3辺140cmかつ、20kg以内)内。

回収料金は880円(税抜)/箱(回収品目にパソコンを含む場合は無料で回収)。

事業所で不用となった小型家電は、他のごみと一緒に回収され埋め立てられたり、回収されずに事業所でそのまま保管されているものが少なくない。

パソコン等の小型家電には、金や銅、レアメタルなどの有用な資源が含まれており、事業所が集積する都市では、これら有用な資源が利用されずに多く眠っている。

未利用の資源は、「都市鉱山」と呼ばれ、近年、資源の有効利用の観点から、大きく注目されている。

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