伊藤忠商事は2月24日、インドネシア大手財閥であるシナルマスグループと20年超に渡り共同で開発・運営するカラワン工業団地で、新たに追加取得した約200haの開発用地の造成工事に着手したと発表した。
ジャカルタ中心部から東へ60km(約1時間半)に位置し、既総開発面積約1200haに現在約140社(内、日系企業が85%超)の入居となっている。
従来の充実した付帯施設を備えた工業団地販売に加え、賃貸工場や賃貸倉庫といった付加価値の高い補完サービスも揃え、多様なビジネスニーズに柔軟に対応可能。引渡しスケジュールは2017年春を予定している。
なお、伊藤忠商事は、国内で培った産業不動産(物流施設等)開発ノウハウのアジア全域への展開を企図しており、製造業のみならずサービス業の海外事業展開に寄与したいとしている。