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フレームワークス/物流オープンデータコンテストでシンポジウム

2016年04月08日/調査・統計

フレームワークスは4月21日、物流オープンデータコンテストのシンポジウムを開催する。

物流オープンデータコンテストは賞金総額500万円、IoT時代における物流への新提案を、一般の開発者、研究者、学生などから広く募集を募集するコンテスト。

4月18日から実施するに伴い、オープンデータと物流の可能性に理解を深めることを目的としてシンポジウム「IoT時代におけるオープンデータによるイノベーションと物流」を開催する。

オープンデータは、従来組織が抱え込んできたデータをインターネットを通じ、コンピュータプログラムから直接利用できる形で公開するという動き。先行して英米ではすでに、個人も含め多くの人がそのデータを利用したアプリを開発することで、データを抱え込んでいる組織では考えもつかなかった多様な応用が生まれ、イノベーションに繋がる効果が実証されている。

社会が成熟した国では数少ないイノベーションの伸びしろのための資源として、このオープンデータが世界的に注目されている。また賞金をかける公開コンテストは、多くの人にチャレンジしてもらう事でイノベーション加速の手段として世界的に広く行われている。

日本においても、政府や自治体などではオープンデータの動きが徐々に広まってはいるが、民間企業では公共交通系など一部にとどまっている。今回のフレームワークスの試みは、倉庫や物流関係のオープンデータコンテストであり、日本だけでなく世界的にも珍しい試み。

ネット通販の隆盛によりインターネットと倉庫や物流の関係は、より深く複雑になっている。ネットの世界と現実の世界の連携を進めるIoTでも、倉庫や物流は大きなテーマになっている。この分野で普通では出てこないような可能性が現れることを期待して行うのが、今回のコンテストだという。

■シンポジウム開催概要
場所:東京大学 ダイワユビキタス学術研究館
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html
日時:4月21日(木) 14:00~16:00(受付13:30~)
参加費:無料

■詳細・申し込み
http://contest.frameworxopendata.jp/

■プログラム
14:00~15:00 
基調講演「オープンデータによるイノベーションと物流」
東京大学
教授 坂村 健氏

15:00~15:15
「フレームワークスの考える物流」
フレームワークス 
代表取締役社長 秋葉 淳一

15:15~16:00 パネルセッション
フレームワークス 
代表取締役社長 秋葉 淳一

さくらインターネット
フェロー 小笠原 治氏

東京大学
教授 坂村 健氏

■問い合わせ
フレームワークス
物流オープンデータ活用コンテスト事務局
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所内
support@frameworxopendata.jp

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