サントリーホールディングスは4月22日、九州エリアにおける「金麦」シリーズ(缶)、「ザ・モルツ」(缶)の出荷を4月下旬から一時的に見合せると発表した。
九州外から九州エリアへの輸送量の急激な増加により、トラックなどの配送手段が十分に確保できない事態となっているため。
熊本地震の影響により、サントリー九州熊本工場と近隣の配送センターは、一部設備に損壊があり操業停止が続いている。
九州熊本工場以外の3ビール工場では、増産体制を取っており、既に全国の需要に対する供給量を確保していた。
今後の見通しは、配送体制確保の状況をみながら判断する。