横浜冷凍（ヨコレイ）は6月1日、北海道河西郡芽室町の芽室東工業団地に「ヨコレイ十勝ソーティングスポット（仮称）」を新設すると発表した。
ヨコレイグループ企業であるダイヤモンド十勝に一括貸与し、同社で生産する十勝・網走地区特産の西洋わさび、キャベツ、スイートコーンなどの集荷・選別を行い、既存の物流センターと連携して高品質の状態で流通させる役割を担う。
ヨコレイの十勝物流センター、十勝第二物流センターが稼働しており、今年8月には十勝第三物流センター（仮称）も竣工稼働する予定。
これらの物流施設群は、日本有数の農産地帯である十勝地方で生産される農産物を対象に、集荷・選別・保管・配送等の一貫したコールドチェーン体制の確立を目的としている。
なお、ダイヤモンド十勝は2014年4月に設立されたヨコレイが出資する農業生産法人で、農業生産事業やコントラクター事業を主業としている。芽室地域内に60件を超す契約農家を擁し、これらが連携して大規模な生産体制を築いている。
■概要
名称：ヨコレイ十勝ソーティングスポット（仮称）
土地：北海道河西郡芽室町東芽室北二線
地積 1万204.68m2
建物：加工場 1421.13m2
事務所 218.70m2
工期：2016年6月～2016年9月（予定）
