日通総合研究所は6月10日、倉庫作業分析ツール「ろじたん」に自動で生産性が算出できる新機能「かんたんKPI」を追加し、7月から提供すると発表した。
＜KPI表示画面サンプル＞
従来の「ろじたん」では、「時間計測アプリ」を使って作業時間データの取得はできたが、WMS（倉庫管理システム）から抽出した実績データと統合させることができなかったため、生産性を算出するにはExcel などのソフトを使い、それぞれのデータを元に計算するしかなかった。
今回追加した「かんたんKPI」は、「ろじたんWeb」クラウドサーバにWMS の実績データを取り込み、作業時間データと掛け合わせることで、生産性を自動で算出することを可能にした。
また、管理したいKPIのレベルに応じた生産性を算出できるよう、階層化した設定テンプレートを用意している。取得単位も行数、個数、重量、容積、オーダー数など自由に設定することが可能。
取り込んだ実績データと日々の生産性データは、契約期間中「ろじたんWeb」からいつでもボタンひとつで“かんたん”、自由に閲覧することができる。手間や時間を掛けずに“かんたん”に日々の生産性を確認することで、作業効率化やコスト削減に向けた業務管理、KPI（重要業績評価指標）の設定を手軽に行うことができる。
「かんたんKPI」リリースに伴い、特別企画として9月までに契約すると「かんたんKPI」アドオン料金を契約期間中（最大1年間）無料で提供する。
＜基本料金（年間契約）システム利用料＞
＜かんたんKPIアドオン料金（年間契約）＞
■問い合わせ
日通総合研究所
経営コンサルティング部
担当：千田・飯塚・井上
TEL：03-6251-3395
