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アスクル/ロジスティクス事業の売上高90.4%増、営業損失4億4500万円

2016年07月05日/決算

アスクルは7月5日、2016年5月期決算を発表し、ロジスティクス事業の売上高は32億1800万円(前年同期比90.4%増)、営業損失は4億4500万円(前期は営業損失1億1300万円)となった。

eコマース事業で培った物流ノウハウを生かし、連結子会社のBizexを通じてメーカーの通販商品の配送の請け負いを始めるなど事業の拡大に努めてきた。

将来見込まれている配送人員不足や他のeコマース事業者との配送サービスの差別化等に対応するため、エコ配の株式を取得し、連結子会社とした。これらの結果、売上高は増加した。

なお、エコ配は集荷エリアを東名阪に特化し、配送手段のメインを自転車とする「エコロジー&エコノミー」な新発想の宅配便を展開している。

現時点では営業損失だが、eコマース事業の顧客にエコ配のサービスを利用してもらう機会を増やす取り組み等を始めており、今後はeコマース事業とのシナジーにより、売上高の増加と利益の改善に努めていくとしている。

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