旭化成ファーマは8月5日、静岡県富士市の旭化成富士支社内に建設を進めてきた「医薬生産センター 富士医薬工場 医薬棟」が完成したと発表した。
医薬棟では、主力製剤である血液凝固阻止剤「リコモジュリン」の原薬の製造を行う。
従来から「リコモジュリン」の原薬の製造を行っている富士医薬工場に今回竣工した医薬棟が加わることで「リコモジュリン」の原薬の安定供給体制の増強を図るとともに、年々厳格化するGMPへの対応も強化する。
■医薬生産センター 富士医薬工場 医薬棟の概要
所在地:静岡県富士市鮫島2-1
建物:地上3階建
延床面積:約4,400m2
竣工:2016年6月
稼働:2017年4月(予定)
設備投資額:約45億円