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日通総研/倉庫作業分析ツールがMH大賞で優秀賞

2016年10月03日/生産

日通総合研究所は10月3日、日本マテリアル・ハンドリング協会主催の第25回日本MH大賞において、倉庫作業分析ツール「ろじたん」が優秀賞を受賞したと発表した。

<「ろじたん」使用のスマートフォン>
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「ろじたん」はスマートフォンを作業者ひとり一人が携帯し、設定した時間間隔でスマートフォンから通知を受け、行っている作業項目をワンクリックで入力するだけの仕組みとなっている。

計測精度、入力工数、特定作業の計測など、さまざまな課題を解決することができた。

「ろじたん」を使用することで、作業時間の計測や集計作業を合理化(工数圧縮)できる。また、余力のある時間帯や時間のかかる作業を抽出することで、作業やシフト組みの合理化を追求できる。

WMS(倉庫管理システム)の実績データを取り込み、細分化して生産性を管理でき、基準値や変化の検証も行え、荷主別かつ作業別の時間が取得できるため、精度の高い個健化(変動費化)提案が行える。

今後、倉庫の区画レベル(エリア・ゾーンなど)の位置情報取得サービスの提供、業種別、設備別、荷姿別などの特定条件の母集団でのベンチマーキングサービスの提供、基準生産性と予測物量を用いた人員計画の作成支援サービスの提供、作業単価や作業コストの算出と収入計算の結果に基づく、収支管理支援サービスの提供を考慮している。

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