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GLP/2017年度第2四半期決算、純利益が52%増加

2016年11月09日/物流施設

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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド(GLP)は11月9日、2016年9月末(2017年度第2四半期)までの3か月間の決算で、純利益(PATMI)が前年同期比52%増加したと発表した。

<2017年度第2四半期:2016年7月1日~9月30日>
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2017年度上期の純利益(PATMI)は、為替差損により前年同期比2%減少の3億7600万ドル(約380億608万円)だった。コアベース(経常的に発生しない項目の控除・調整後)の2017年度上期の純利益(PATMI)は、中国の好調なオペレーションとファンド・マネジメント・プラットフォームの継続的な拡大により前年同期比17%増加した。

2017年度上期でのGLPグループのNOI(営業純利益)は、前年同期比7.5%増加した。GLPの平均稼働率は中国の高稼働率により、2017年度第1四半期から1%上昇し、92%となった。

グローバル・ベースでリーシング需要は堅調で、2017年度第2四半期には、前年同期比21%増の330万m2の新規と契約更改の賃貸借契約が締結された。

グループ全体の契約更改時の賃料は、米国、中国での実績が牽引して前年同期比11.3%上昇した。契約継続率は2017年第1四半期より2%上昇し、73%となった。

中国でのGLPの稼働率は、2017年度第1四半期の86%から87%に上昇した。中国でのリーシングは、短期的にも堅調を維持すると見ている。また、中国マーケットの中・長期的見通しはEコマースや先進小売業などの力強く長期的な牽引により引き続きポジティブ。

日本と米国の稼働率は、98%および94%と高稼働で、実質賃料もそれぞれ前年同期比19.6%と4.5%上昇した。ブラジルの稼働率は89%で引き続き堅調を維持すると見ている。2017年度第2四半期はブラジルと米国の平均キャップレートはそれぞれ25ベーシス・ポイントと7ベーシス・ポイント低下した。

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