大和ハウス工業は12月19日、岩手県北上市北上南部工業団地で、岩手県最大となる大型マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」を着工したと発表した。
岩手県において大和ハウス初のマルチテナント型物流施設開発、平屋建て、延床面積2万8041.98m2の広さを誇る岩手県最大となる物流施設で、竣工は2017年10月予定。
インターネット通販事業者や小売業者、東北全域への配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応えることができる。
最大4テナントの入居が可能で、約1800坪の区画から入居できる物流施設。また、各区画に事務所を設置することもできるなど、テナント企業のさまざまなニーズに対応することができる。
交通面では、東北自動車道北上金ヶ崎ICから約200mと近接しており、東北全域へのアクセスが容易なため、物流エリアの広域化・複雑化が進む中で、テナント企業のニーズに応えることができる立地。
JR東北本線六原駅まで約3kmと職住近接の就労環境が整っている。
■DPL岩手北上の概要
所在地:岩手県北上市相去町大松沢1‐18
交通:東北自動車道北上金ヶ崎ICより約200m
JR東北本線六原駅より約3km
敷地面積:4万5571.84m2
延床面積:2万8041.98m2
構造・規模:鉄骨造 平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:福田組
着工日:2016年12月19日
竣工:2017年10月(予定)
入居:2017年11月(予定)
総投資額:約40億円