JFEエンジニアリングは12月16日、大田ウィングスより昨年3月に受注し、東京都中央卸売市場大田市場内で建設を進めていた花き荷捌施設「OTA花ステーション」を完工したと発表した。
OTA花ステーションは、大田ウィングスが、大田市場花き部市場内にコールドチェーン対応荷捌施設として計画・整備した。
施設内に大型保冷保管場を備えており、新設の搬送用コンベヤと既設の荷捌棟内にある自動仕分設備を連携させている。
十分な作業スペースが確保され、産地から大量に出荷される花きの鮮度を保持したまま効率的に荷捌を行うことができる。
さ施設には屋根付駐車場や搬出入トラック用のプラットフォームを併設しているため、スピーディーな物流ニーズに対応でき、これまでの1.4倍に当たる年間1000万ケースの取り扱いが可能となる。
■概要
施設名称:OTA花ステーション
所在地:大田区東海2-2-1東京都中央卸売市場大田市場花き部内
事業主:大田ウイングス
建物、構造:地上3階建て、鉄骨造
敷地面積:約5800m2
延床面積:約1万2200m2
主要設備:保冷施設(15℃)約4400m2
自動仕分装置既存設備の入出荷設備を延長
プラットフォーム7本
垂直搬送機、エレベーター各1基