グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッドは1月17日、日本と中国で、合計12万8000m2の新規賃貸借契約を締結したと発表した。
入居企業はGLPの施設を、自動車部品、Eコマース、消費財などの業界からの需要に対応する国内配送センターとして活用する。
過去2か月に締結された新規賃貸借契約は中国においては、グローバルな自動車メーカー2社と5万2000m2の新規賃貸借契約を締結。1社は現在、GLPの施設をR&D拠点として、またもう1社は自動車部品の保管および配送施設として利用している。
また、有力なEコマース関連企業2社と4万6000m2の新規賃貸借契約を締結。中国でVipshopと3万2000m2、日本でグローバルなEコマース企業と1万4000m2の新規賃貸借契約をそれぞれ締結。
さらに、日本では電気と食品関連など消費財の需要に対応し、3万m2の新規賃貸借契約を締結した。
GLPのミン・メイ最高経営責任者は、「各国の国内消費はGLPの先進的物流施設に対する需要をけん引しており、GLPのグローバルのポートフォリオの90%は国内消費に関連したテナント。Eコマースとチェーンストアを含む先進小売業の拡大により、企業にとって物流施設の立地が以前にも増して重要となっている。GLPの施設は主要マーケットにおいて好立地に所在し、国内消費の成長による需要を満たしている」と述べている。