セイノーホールディングスは3月1日、各種自動車の車検・点検・整備を事業内容とするユニクラ自工の株式を取得しグループ化したと発表した。
ユニクラ自工のグループ化は、名古屋地区での自動車整備事業の展開となり、今後もエリアの枠にとらわれない事業の広域展開を推進していく計画だ。
なお、セイノーホールディングスの自動車販売事業では、外的要因による影響を受けやすい新車販売から、新車販売に頼らない整備事業を核とする経営体制を整えてきた。
2009年10月には、関東西濃運輸の工務部門を分離独立してセイノーオートサービス関東を設立し、自動車整備事業の広域展開を開始。
事業開始と同時に、セイノーオートサービス独自の整備システムを導入し、管理業務の集約をできる体制を構築した。
2012年4月に東京車輌をグループ化し、整備システムを導入することで管理業務を集約できる体制を整えるとともに、2015年2月には板金・塗装工場を竣工し、地域№1の事故修理体制を構築している。
■会社概要
会社名:ユニクラ自工
所在地:愛知県名古屋市港区十一屋2-378
設立:1951年5月
資本金:500万円
事業内容:各種自動車の車検・点検・整備・板金・塗装
各種特装車及びタンク車の製造・架装・乗替・修理・点検
各種エンジンの噴射ポンプの分解・修理
※日本車輌製造とデンソーのサービス代理店
売上高:2億66万4000円(2016年3月期)
従業員:12名(2016年8月現在)