韓国でシェア№1のECプラットフォーム「cafe24」を運営するシンプレックスインターネット(cafe24)とヤマトグローバルロジスティクスジャパン(YGL)は3月21日、覚書を締結し、cafe24が構築したECサイトを通じて商品を購入した日本の顧客の利便性を更に向上させるサービスを4月4日から開始すると発表した。
cafe24が構築した越境ECサイトでは、顧客は自ら配送会社を選択することは出来なかった。
今回の連携でcafe24は自社のシステム改修を行い、注文時に顧客自身が複数の配送会社からリードタイムや配送品質・付帯サービスなどを考慮し、最適な配送手段の選択が可能となる。
ヤマトグループが提供するサービスは、顧客が越境ECサイトから注文した商品を、韓国の指定倉庫より最短3日で届けることが可能で、ヤマト運輸の国内での配送システムと、cafe24の受注システムを連携することで、注文から配送までシームレスな 情報連携を実現する。
購入者が「クロネコメンバーズ」の会員など一定の条件を満たしている場合、LINEや登録したメールアドレスにお届け予定通知が来た際に、受け取り場所の変更の操作をすることで、コンビニなどでの受け取りが可能になる。
今後の展開では当初、cafe24のシステムを利用している主要な越境EC事業者からサービスを開始し、順次拡大していく。