アスクルは3月28日、3月度の月次売上高、購入お客様単価・数の伸長率(前期同月度対比)を発表した。
3月度(2月21日~23月20日)単体売上高の前期同月度対比は、ASKUL LogiPARK 首都圏で発生した火災の影響を受け前年同月比9.0%減となった。
主力分野のBtoB事業は、火災発生後に多少の物流の混乱はあったが、ASKUL Logi PARK 首都圏で取り扱っていた物量が9%と少なく、他の6センターでカバーした結果、BtoB事業の伸張率は96.1%と3.9%減となった。
なお、稼働日修正後のBtoB事業の伸張率は、前年同月度比で稼働日は平日が1日少ないため、100.8%になると推測され、火災後も前年を超える成長を継続しており、足元はさらに回復傾向にある。
一方、LOHACOはASKUL Logi PARK 首都圏で取り扱っていた物量が62%と非常に大きく、今現在もサービスレベルの回復に向けて顧客からの注文時間を短縮しているなど、売上高に大きな影響が及んでおり、LOHACO の伸張率は53.0%に留まっている。
LOHACO については、代替センターの設置等により出荷能力の復旧・拡大を早期に実現し、9月末までに完全復活を目指している。
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