中部国際空港セントレアは4月14日、米国ペインフィールド空港を運営するワシントン州スノホミッシュ・カウンティ郡との間で、 空港運営等に関する協力覚書を締結したと発表した。
<セントレアから米国ボーイング工場に主要部品を運ぶドリームリフター>
<2018年夏ごろ完成予定の「FLIGHT OF DREAMS」(内観)>
米国ペインフィールド空港(空港コード:PAE)は、ボーイング787型機「ドリームライナー」の生産拠点であるエバレット工場に隣接し、セントレアがある中部地域で生産された787型機の主要部位を搭載し、セントレアから出発する専用貨物機「ドリームリフター」の目的地のひとつとなっている。
2015年7月にボーイングよりセントレアへ寄贈された787の試験初号機「ZA001」が、2009年に初めて飛び立った空港としても知られている。
連携は、「FLIGHT OF DREAMS」の商業施設整備における強力なパートナーであるシアトル市をはじめとする関係団体や在シアトル日本国総領事館の助力によって実現したもので、今後、両空港と両地域の発展のために有益となる協力関係をさらに進展させていく。
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