外国人ドライバー支援機構は12月22日、グループ会社であるミナミカンボジアが運営するドライビングスクールにおいて、日本の教習所の物的基準に沿った教習コースをカンボジアに構築したと発表した。
日本式の教習コースを海外に整備する取り組みは、国外で初めて(同社調べ)。
同社によると、カンボジアをはじめとする東南アジア諸国では、日本のように教習所内の専用コースで段階的に運転技術を学ぶ仕組みは一般的ではなく、路上走行から運転を開始するケースが多いという。
外国人ドライバー需要が高まる一方、持続的な受け入れには、教育環境の違いを解消し安全意識を前提とした教育体制を強化することが不可欠だとしている。
開設した教習コースは、「日本の教習所を現地に丸ごと再現」したもの。坂道、S字、クランクといった課題走行に対応する設備を備えるとともに、コース内には日本の道路標識も設置し、日本の教習所の物的基準を満たす構成となっている。
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