グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッ ド(GLP)は5月22日、2017年3月末までの1年間(2017年度)の決算で、純利益(PATMI:税引後 最終利益)が7億9400万米ドル(約886億1834万円)と過去最高となったと発表した。
好調な開発事業とファンド・マネジメント・ビジネスを中心に経常的収入が大きく増加し、それぞれ開発利益は2億6600万米ドル(約296億8826万円)、ファンド・フィー収入は1億8100万米ドル(約202億141万円)だった。
顧客の需要に対応するため開発を進めており、2017年度中に22億米ドル(約2455億4200万円)の開発案件に着手し、16億米ドル(約 1785億7600万円)の物件が竣工し、2017年度の開発目標を上回った。
ポートフォリオを成長させながら厳正な投資方針を維持しており、2017年度に 平均で28%の開発マージンを達成した。その結果、竣工物件の減少にもかかわらず、2億6600万米ドル(約296億8826万円)の開発利益(税引き前)を計上した。
GLPのミン・メイ最高経営責任者は、「2017年度の力強い決算内容は最適なビジネスモデルとチ ームによる着実な業務遂行によるもの。開発目標を上回る実績を残し、GLPのフィー収入を生み出すファンドプラットフォームは拡大を続けており、マネジメント・フィー収入によりさらなる経常的収入を生み出している。GLPとの共同投資を望む機関投資家からの需要は依然として強く、新規および既存マーケットでキャピタル・リサイクル戦略に沿った、ファンド・マネジメント・プラットフォームを成長させる選択肢を追求し続ける」と述べている。
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