日立物流は6月6日、 日本物流団体連合会主催の第18回物流環境大賞で、「再生資源廃棄物輸送のモーダルシフトの取り組み」が評価され、「物流環境負荷軽減技術開発賞」を受賞したと発表した。
日立物流はニーズが高まっている再生資源物の大量かつ効率的な輸送サービスについて、関東地区から北海道および九州向けの再生資源物輸送を、独自に開発したコンテナも活用しながら、海上輸送によるモーダルシフトを実現した。
独自に開発した40ft専用コンテナはオープントップ仕様となっており、再生資源物を上から積み込み、観音扉から一斉に排出できる仕組みとなっているため、効率的な荷扱いと輸送を可能にしている。
なお、モーダルシフトの取り組みによりCO2は、51.7%削減された。
環境負荷軽減に資する先駆的な技術開発であると評価されたもの。
なお、物流環境大賞は、物流部門での環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で創設されたもの。
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