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国際石油開発帝石/LNGプロジェクト、沖合生産・貯油出荷施設が出航

2017年07月19日/IT・機器

国際石油開発帝石は7月19日、沖合生産・貯油出荷施設を建造地である韓国オクポの沖合からオーストラリア連邦西豪州沖合に位置するイクシスガス・コンデンセート田に向けて出航したと発表した。

<出航の様子>
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同社は、オーストラリア連邦において操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーと共にイクシスLNGプロジェクトの開発作業を進めているが、重要な施設である沖合生産・貯油出荷施設(名称:イクシス ベンチャラー、以下:FPSO)が、試運転作業や各種確認作業を経て、出港したもの。

FPSOは、約1か月かけて、韓国オクポから約5600km離れたイクシスガス・コンデンセート田まで曳航され、現地到着後、設置作業が行われる予定。

施設(長さ約336m×幅約59m)は、約3.5km離れた洋上に設置されている沖合生産・処理施設(C名称:イクシス エクスプローラー、以下:CPF)で分離処理・生産されたコンデンセートを一時的に貯蔵して、買主のタンカーに出荷する役割を担い、40年にわたって稼働が見込まれるプロジェクトの主要施設となる。

CPFについては、5月29日に、34日間の曳航を経て、イクシスガス・コンデンセート田に到着し、係留作業を終え、設置作業と試運転作業を実施している。

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