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DHLサプライチェーン/半導体ロジスティクス・ソリューションを発表

2017年08月23日/SCM・経営

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DHLサプライチェーンは8月22日、半導体ロジスティクス・ソリューションを発表した。

<半導体業界は大変革の真っ最中>
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製造施設への入庫からエンドユーザーへの最終配送までバリューチェーン全体を網羅し、製品物流全体の可視化、国際法規制の遵守、取り扱い要注意の製品や高額な製品のセキュリティ対策を最大化する。

DHLセミコンダクター・ロジスティクスの一環として、DHLでは「グローバル・キャピタル・サポート・センター」を立ち上げ、欧州、アジア太平洋および米国に専任チームを配備する。

このチームは、半導体装置などの資本設備輸送での特有な取り扱いや輸送要件に精通している。主な特長として、最新のIoT技術を活かした専用ITソリューションを用い、年中無休24時間態勢のモニタリング機能などがある。

現在、半導体業界はデジタル化やIoT(モノのインターネット)の活用を背景とした需要増を受け、大変革の真っ只中にある。

2016年に緩やかな成長を遂げた半導体市場だが、今年はメモリの供給不足を追い風に前年比16.8%増が見込まれ、市場規模が初めて4000億ドルを突破する見通し。

また、M&Aの増加、自動車・産業用アプリケーションやウェアラブル型の消費者向け製品が牽引する成長も相まって、製造および供給のネットワークにおける変化はごく一般的に見られる。

DHLが今回打ち出したパッケージ型の半導体ロジスティクス・サービスは、こうした動向に対応するもので、半導体サプライチェーンの柔軟性や機動性を向上させる狙いがある。

DHLテクノロジー部門のロブ シーガーズ プレジデントは、「全世界に3000名を超える専任スタッフと50か所以上の拠点を配備し、半導体業界向けの広大なインフラ構築と専門ノウハウの蓄積に取り組んできた。このたびの新サービスでは、DHLのさまざまなソリューションや機能を組み合わせることにより、顧客の総合的なサプライチェーンに対して、優れた費用対効果を維持しながら個別に対応できるようになる。競合他社と差別化を図れるロジスティクスを求めている業界になくてはならないサービス」と述べている。

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