日清医療食品は8月28日、1日10万食製造可能な国内最大級のセントラルキッチンとして、京都府亀岡市に新工場「ヘルスケアフードファクトリー亀岡」を竣工した。
新工場は、最新設備の導入により加熱・冷却・包装等の製造過程の自動化をすすめ、ビジネスモデル転換を図るためのフラッグシップとして位置づけている。
今までのセントラルキッチンでは、バッチ式加熱・冷却製造方式で、加熱、冷却工程は手動で行っていた。
新工場「ヘルスケアフードファクトリー亀岡」では、連続式加熱・冷却製造方式を採用し、加熱、冷却工程を自動化・ライン化を行う事で生産効率化、生産量拡大、省力・省人化を実現している。
なお、「モバイルプラス」は、毎日の食事をセントラルキッチンでクックチル方式により調理し、日清医療食品の契約先事業所へ配送する食事サービス。
■施設概要
名称:ヘルスケアフードファクトリー亀岡
所在地:京都府亀岡市大井町並河亀ヶ渕46
敷地面積:2万6434.47m2
延床面積:1万5202.71m2
操業開始日:2017年12月(予定)
製造商品:医療・福祉施設で提供する一般食、治療食
製造数:約10万食/日:「モバイルプラス」
採用計画:300名採用(内150名が地元採用枠)