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GLP/キャピタル・リサイクル戦略を継続、4施設を516億円で売却

2017年08月29日/物流施設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は8月29日、キャピタル・リサイクル戦略を継続し、GLPが100%保有している国内の4施設を516億円で売却すると発表した。

4施設は満床で、それぞれ1テナントの専用施設となっており、延床面積は合計で20万6000m2。

<ブリッジ・スキーム>
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GLP投資法人は、ブリッジ・スキームを用いることにより、これらの施設を将来の希望するタイミングで取得することになる。ブリッジ・スキームではGLP投資法人が将来的に4施設を取得する前に、三井住友ファイナンス&リースが一時的に4施設を保有する。

GLPのミン・メイ最高経営責任者は、「今回の取引はGLPのキャピタル・リサイクル戦略の一環であり、ファンド・マネジメントの運用資産を拡大させる。GLP投資法人は、GLPの390億米ドルのグローバル・ファンド・マネジメント・プラットフォームの重要な構成ファンドであり、今後も日本のポートフォリオをさらに拡大させていく」と述べている。

■4施設の概要
GLP船橋II(千葉県)
延床面積:3万7500m2
売却価格:78億円

GLP舞洲I(大阪府)
延床面積:9万3000m2
売却価格:194億円

GLP三郷(埼玉県)
延床面積:4万6800m2
売却価格:170億円

GLP浦安(千葉県)
延床面積:2万8300m2
売却価格:75億円

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