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日本郵便/ゆうパックのサービス改善、宅配ロッカー6000か所目指す

2017年09月05日/SCM・経営

日本郵便は9月5日、「身近で差し出し、身近で受け取り」をコンセプトに、一人一人の顧客の荷物の差し出しやすさや、受け取りやすさを追求するためのゆうパックのサービス改善を段階的に行うと発表した。

ゆうパックのサービス改善では、Web を活用した簡単に差し出すサービス「Web 決済型ゆうパック」を段階的に実施する。

クレジットカード等により事前決済の上、オンラインで発行した発送ラベルを荷物に貼付することにより、基本運賃よりも割安に郵便局等で発送できる新サービスを実施する。

運賃は、ゆうパック基本運賃から180円差し引いた金額、継続利用割引は直近1年間に10個以上の利用で10%引き。

郵便局受取割引は発送時に郵便局受取指定で100円引き。差出方法は郵便局、コンビニ、又は「はこぽす」への持込み、ラベル印字は自宅で印刷又は郵便局、コンビニで印字。支払方法はクレジットカード等による事前決済とする。

ゆうパックあて名ラベル作成アプリを、荷送人がスマートフォン等を用いてゆうパックあて名ラベルを簡単に作成できる無料アプリを提供する。

自宅で確実に受け取るサービスとして、顧客が不在の時にもゆうパックを受け取れるように、受取人が指定した場所(玄関前、車庫等)に配達する。

配達希望時間帯の拡充として、帰宅時間に合わせて受け取れるように、現在の配達希望時間帯に「19時~21時」を追加した7区分にする。

初回配達前に配達日時の指定、勤務先への無料転送、全国の郵便局での受取への変更をゆうパックの追跡HP等からできるようにする。また、初回配達前に、「はこぽす」やコンビニでの受取への変更も可能としていく。

<配達希望時間帯と受付締切時刻>
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身近で受け取るサービスとして、東京、千葉、埼玉、神奈川の主要都市部を中心に、「はこぽす」(宅配ロッカー)を増設し、歩いて5分の範囲にアクセスポイントが整備された都市を目指す。

受取人の多様な受取ニーズに応えるために、郵便局ネットワークの活用やコンビニ、駅のコインロッカー、商業施設等とのコラボレーションにより、概ね6000か所の受取施設を実現する。

ゆうパックを郵便局等(郵便局、はこぽす、コンビニ)で受け取ることで、ポイントを付与するサービスを開始する。

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