日本ロジスティクスシステム協会は10月6日、トヨタ式物流改善の極意をテーマにセミナーを開催する。
トヨタ式物流改善を長年実践し、多くの改善成果と人財を育成している講師より、「カイゼン」とは何か?という本質・原則から、後継者への物流技術伝承を含む物流人財育成まで、「現場で即実践」していただくことを意識したトヨタ式物流改善活動の極意を受講者参加型の実演などを通じ解説する。
■開催概要
日時:10月6日(金)10:00~17:00
会場:日本ロジスティクスシステム協会 研修室
東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階
対象:製造業、流通業および物流管理会社、3PL、物流企業の管理者、改善推進リーダーおよび担当者
参加料:37,800円(税込)/1名(JILS会員)/54,000円/1名(JILS会員外)
■詳細・申し込み
http://jils.force.com/SeminarDetail?productid=a0R5F00000XZ9LHUA1
■プログラム
Ⅰ. 開講にあたって
・教育とは・・・・・
決して与えるべきものではなく、求めるものである
・教えることは学ぶこと
II. 「カイゼン」とは?
・頭の体操
・改善の着眼点、表準と標準
・現場に「私はムダ」と書いていない
・「見える化」→「言える化」→「直せる化」
・改善活動とは?
具体的な考え方、手順、風土造り
III. 物流とロジスティクス
・物流の6機能、物流そのものが商品
・物流は第3の利益源
・ROA (Return On Asset) で経営効率
・物流11サービス
IV. TPS (TOYOTA Production System )
・TPSの2本柱、保管の原則
・不易流行
・トヨタウェイとTPSルーツ
・ゲーム感覚で習うTPS概念
(異常管理、5Why、見かけの能率と真の能率)
V. 物流人材の育成
・自己啓発プログラム
「星取表による業務毎の強み・弱みの把握」
・物流の評価、表彰制度
・どの様に物流ステータスをあげるか?
・知識と技術伝承
・その他 (異業種交流、JILSの活用方法)
VI. KPI (主要管理指標)
・物流KPIとして
(現場視点、お客様視点、経営視点)
・物流品質の向上策について
・物流総コスト概念 他
・OSHMS(労働安全衛生マネジメント)について
VII. その他
・目で見る在庫管理の一例 (事例紹介)
・常に今をカイゼン
・本気の3原則
・カイゼンはクオリティ・ジャーニー
■講師
佐久間 慎二氏
JILSアドバイザー
第67期 物流技術管理士
元トヨタ部品大阪共販 常務取締役