日本生命保険は9月14日、2017年10月からヤマト運輸の「本人確認サービス」を活用し、高齢の顧客への情報提供を充実すると発表した。
日本生命は、営業職員が顧客を訪問し、入院等の支払事由の発生有無の確認や契約内容の説明、各種サービスを案内する「ご契約内容確認活動」など、フェイス・トゥ・フェイスでのサービスに取り組んでいる。
新たに高齢の顧客について、ヤマト運輸の「本人確認サービス」を活用して日本生命の商品・サービス等を記載したリーフレット等を届ける。
この取組により、リーフレット等を受け取った顧客から契約内容に関する紹介や入院・施設入所といった状況変化等を連絡してもらい、日本生命から必要と思われる手続きを速やかに案内することが可能となり、保険金・給付金等のような請求につながると考えている。
日本生命では、「人生100年時代」という長寿社会をサポートする「Gran Ageプロジェクト」を展開しているるこれまでも、加入手続時の親族同席勧奨や、高齢の顧客専用ダイヤルの設置等、高齢の顧客向けサービスの充実に取り組んできた。
とりわけ、契約者自身からの問い合わせ困難になった場合に備え、事前に登録した家族にも契約情報をお知らせする「ご契約情報家族連絡サービス」は約35万名もの顧客が登録している。