エーアイテイーは10月2日、アンカーハウジングの依頼を受け、アメリカから防災シェルターの輸送をすると発表した。
<防災シェルター、左の写真では展示用の為扉がついているが、現物品は上部の扉のみとなる>
9月15日にアメリカ・ロングビーチ港を出港し、10月5日には福岡・博多港に到着予定で、その後、輸入通関手続きを経て顧客の元へ届けられる。
アンカーハウジング社が取り扱う防災シェルターは、アメリカ軍のアドバイスのもと 1950年より製造を開始し、世界50か国以上に輸出の経験があるアメリカのメーカーによって作られたもの。
最近では日本国内のニュース番組で紹介され、連日の北朝鮮の報道も重なり、家庭用核シェルターとして問い合わせが急増する等、国内での需要は高まっている。
今回の防災シェルター輸送においては、アンカーハウジング社から、日本への初の輸送事例であり、たとえ一つの部品の積み残しも許されない重要な案件であるとの依頼を受けた。
そこで、AITアメリカの担当者がダラス近郊にあるメーカーの生産工場に出向き、綿密な打ち合わせを行った上で、本体と一緒に輸出される多数の付属品、部品等の点数確認等を終え、メーカー本社へ移送。
最終確認を経て、AITアメリカが事前に手配した特殊梱包会社にて梱包・ラッシングを終え、無事ロングビーチ港での船積みを終え、出港した。
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