経済産業省が10月31日に発表した9月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1512万kl、前年同月比2.0%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(562万kl、前年同月比14.6%増)、アラブ首長国連邦(402万kl、1.1%増)、クウェート(131万kl、20.5%増)、カタール(109万kl、28.2%減)、イラン(103万kl、31.1%減)、となっている。
中東依存度は89.1%、前年同月に比べ2.0ポイント増と2か月連続で前年を下回った。
燃料油の在庫は1014万kl、前年同月比5.8%減と2か月連続で前年を下回った。
油種別にみると、ガソリン、A重油は前年同月を上回ったが、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油およびB・C重油は前年同月を下回った。