鈴与シンワートが11月9日に発表した2018年3月期第2四半期決算によると、売上高64億1500万円(前年同期比3.0%増)、営業損失1800万円(前期は1億6600万円の営業利益)、経常損失600万円(前期は1億7000万円の経常利益)、当期損失600万円(前期は1億1600万円の当期利益)となった。
物流事業の売上高は15億6800万円(0.6%増)、営業利益は1億6200万円(12.6%減)となった。
売上高は、港運事業において新規建材埠頭作業の獲得により増収となった。倉庫事業は空坪対策が遅れ減収となった。陸運事業は一般貨物輸送の取扱いが堅調に推移したこととセメントバラ輸送が復調したため増収となった。
営業利益は倉庫事業が東扇島冷凍倉庫の賃料の減少により減益となった。陸運事業では主力のセメントバラ輸送が好調に推移したものの燃料油の値上げ等、原価が増加したため減益となった。
通期は、売上高138億7100万円(5.2%増)、営業利益2億6700万円(6.7%減)、経常利益2億6600万円(3.4%増)、当期利益1億4800万円(1.3%増)を見込んでいる。