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DHL/札幌営業所を新設、拠点数11か所で日本全国を網羅

2017年11月15日/3PL・物流企業

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DHL Global Forwardingは11月15日、日本でのビジネス成長戦略の一環として、札幌営業所を新設したと発表した。

札幌営業所の開設により、北は北海道から南は沖縄まで日本全国を網羅し、拠点数は11か所へと拡大する。

札幌営業所は札幌市から約30キロの距離にある国際空港の新千歳空港の貨物地区に所在。現在、新千歳空港には貨物機が常時就航しておらず、多くの貨物がトラック輸送され成田空港と羽田空港を発着し輸出入されている。

従来、北海道エリアの貨物は主に成田での発着として取り扱ってきたが、顧客からの需要の増加に対応すべく、新営業所を開設したもの。

日本の北端に位置する北海道は大規模農業と新鮮な海産物の漁業で知られている。海外からの旅行客にとって魅力的な観光地でもあり、近年格安航空会社(LCC)の就航数も増え、新千歳空港の利用者数は昨年過去最大に達した。

観光での人気の高まりに後押しされ、北海道の貨物市場もここ数年、特にアジア諸国への海産物の輸出等に牽引され堅調に伸びている。

北アジア地区CEO、バリューアディドサービーシーズアジア太平洋地区統括本部長を兼任する日本法人のチャールス カウフマン社長は「北海道は国際貿易のビジネスチャンスが多くある魅力的な市場であり、輸送面で信頼あるサービスを提供することにより北海道を海外市場へと繋ぐ国際貿易の支援ができる。日本国内だけでなくDHL のネットワーク全体に専門知識を持ったスタッフを有しており、現在需要が伸びている日本からの生鮮食品輸送についても、顧客の要望に沿ったサービスを今後も提供していきたい」と述べている。

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