極東開発工業は11月24日、大型トラックのスペアタイヤについて、ユーザーに対して点検について公表した。
10月に中国自動車道で発生した、大型トラックのスペアタイヤ落下による死亡事故を受け、同種事故の発生を防止するため、国土交通省から緊急点検の指示が関係業界に出されている。
スペアタイヤ等を車両へ固定する構造・装置について、損傷やボルトの緩みがないか、直近の定期点検等の機会を捉えて実施を説明している。
点検項目は、スペアタイヤがスペアタイヤキャリアに緩みなく締め付けられている。
スペアタイヤキャリアやその他の関連部品の取付ボルトやナットに緩み、または溶接箇所に亀裂等がない。
スペアタイヤを吊る部品(吊り板)に変形、亀裂や破損がない。
スペアタイヤキャリアを取り付けている部材に変形、亀裂や破損等がない。
スペアタイヤキャリアの部品に欠落がない。
スペアタイヤキャリアに亀裂、変形やボルトの緩み等の異常が発見された場合、速やかに修理を行うことが必要。