LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





三菱商事都市開発ほか/兵庫県加東市に1.8万m2の物流施設を竣工

2024年10月31日/物流施設

三菱商事都市開発と、香港を拠点とする投資グループPhoenix Property Investors Japan Limitedは10月31日、初の共同事業として兵庫県加東市南山にて開発計画を進めていた物流施設「MCUD・ZIPひょうご東条」が同日竣工したと発表した。

<竣工したMCUD・ZIPひょうご東条>
20241031mcud1 - 三菱商事都市開発ほか/兵庫県加東市に1.8万m2の物流施設を竣工

施設は、中国自動車道ひょうご東条IC至近のひょうご東条インターパーク内にあり、24時間稼働・多頻度配送などに対応可能な事業運営がし易い環境に立地。また、中国自動車道、舞鶴若狭自動車道、山陽自動車道、六甲北有料道路等、複数の高速道路ネットワークによる姫路・中国方面、神戸・大阪方面への都市間輸送(神戸市中心部へ約40分、大阪市中心部へは約50分)に加え、播磨や神戸周辺への県道・国道を利用した地域配送も可能。

<「播州織」を使用したエントランス>
20241031mcud2 - 三菱商事都市開発ほか/兵庫県加東市に1.8万m2の物流施設を竣工

<倉庫内の様子>
20241031mcud3 - 三菱商事都市開発ほか/兵庫県加東市に1.8万m2の物流施設を竣工

最大2テナントで分割賃貸可能かつゆとりあるトラックバースを備えており、各分割区画にそれぞれ垂直搬送機1基、荷物用エレベーター1基を備える汎用性の高い仕様となっている。

施設には太陽光発電設備を設置し一部の照明や電力を賄うことで、施設内設備の省エネ化と環境負荷軽減を実現。今後、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」及び建築物省エネルギー性能表示制度「BELS」認証を取得する予定だ。また、敷地内の一部外構舗装には、SDGsに考慮した中温化アスファルトを採用しており、通常のアスファルトと比較して施工時のCO2排出量15%削減を実現している。

三菱商事都市開発は今後も、三菱商事グループで長年培った物流施設の開発・運営ノウハウ、またグループが持つ情報力を最大限活用し、テナントや投資家のニーズに沿った優良な物流施設を提供すべく、継続して開発・運営事業を行っいくとしている。

<周辺地図>
20241031mcud4 - 三菱商事都市開発ほか/兵庫県加東市に1.8万m2の物流施設を竣工

■施設概要
施設名:MCUD・ZIPひょうご東条
所在地:兵庫県加東市南山6-6-8
交通:中国自動車道「ひょうご東条IC」約0.5km
敷地面積:1万7820.24m2(5390.62坪)
延床面積:1万8287.40m2(5531.93坪)
構造・規模:鉄骨造 地上2階建
設計・施工:青木あすなろ建設

ミニストップ/高品質物流実現のベトナム4温度帯センター公開

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース