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霞ヶ関キャピタル/「LOGI FLAG COLD 大阪茨木I」のテナント決定

2024年12月10日/物流施設

霞ヶ関キャピタルは12月10日、同社が開発用地のソーシングおよび企画立案をおこない、アセットマネジメント業務を受託している大阪府茨木市の物流施設「LOGI FLAG COLD 大阪茨木I」の一部区画で、日本ロジテムがテナントとして決定したと発表した。

<「LOGI FLAG COLD 大阪茨木I」>
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施設は、名神高速道路「茨木IC」から約3.7kmと物流施設として高い交通利便性を有している。さらに、新名神高速道路・中国自動車道など複数の広域幹線道路を利用することで広域配送も可能であることに加え、大阪内陸の人口密集地である北摂エリアに立地することから、物流拠点や雇用において高いポテンシャルを持つ物流適地。

BCP面としては、北摂の丘陵地であり標高も高く、海岸線までの距離が約20kmの場所に位置しており津波被害を受けにくいエリアだ。

また、施設は2030年のフロン規制を見据えて、CO2を用いた自然冷媒による冷凍機を設置した賃貸型冷凍冷蔵倉庫であり、急速に伸び続ける冷凍食品ニーズに応えた物流施設。幅広いテナントのニーズに応えるため、一部フロアにおいて、+5℃~-25℃の範囲で温度調節が可能となるチルド・フローズン対応の冷凍冷蔵設備を導入しており、使用規模に応じて3テナントまで入居が可能。貸主側で冷凍冷蔵設備の導入および防熱対策工事をおこなうため、借主側のイニシャルコストおよび退去時の原状回復費用が削減できることもこの施設の大きな特徴だという。

■施設概要
物件名:LOGI FLAG COLD 大阪茨木I
所在地:大阪府茨木市上郡2-9-2
交通:名神高速道路「茨木IC」約3.7km
延床面積:2万9357.02m2
敷地面積:1万4435.85m2
竣工:2025年2月(予定)
賃貸借契約開始:2025年3月(予定)
構造:鉄骨造地上5階建(倉庫4階建)、耐火構造
設備:冷凍冷蔵倉庫、梁下有効高5.5m、床荷重1.5t/m2、ノンフロン(自然冷媒)採用、温度可変可能区画有(+5℃~-25℃)、太陽光パネル
評価認証:CASBEE建築評価認証Aランク取得(予定)、BELS認証(ZEB Ready)取得(予定)

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