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日本郵船/共同運営するフィリピン商船大で第7期生152人が卒業

2017年11月30日/国際

日本郵船は11月30日、フィリピンのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(TDG)と共同運営する商船大学NYK-TDG MARITIME ACADEMY (NTMA)の卒業式典が行われ、第7期生152人が卒業したと発表した。

<第7期生152人と来賓との集合写真>
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NTMAは、より質の高いNYK Qualityの船員の育成を目指して、日本の海運他社に先駆け2007年に開校し、今年で創立10周年を迎えた。

開校当初から、独自の奨学金制度を設け、大学への進学が困難な家庭環境の学生に対しても就学の道を開いている。

卒業後のフィリピンの海技国家試験合格率が100%であることに加え2011年8月に日本の国土交通省が創設した機関承認制度で、海外での日本初の船員教育機関校として認定を受けるなど、商船学校として高い評価を得ている。

2011年9月卒業の第1期生から今回の第7期生までの累計卒業者数は828名に達し、第6期生までの卒業生の多くが日本郵船グループ運航船で航海士または機関士として活躍している。

■NYK-TDG MARITIME ACADEMY概要
開校日:2007年6月3日
規模:学生(募集定員数)航海科  60名 / 機関科 60名 1学年計 120名
職員:約70名
場所:マニラ近郊カランバ市カンルーバン(マニラ市内から車で約1時間)
システム:3年間の講習と1年間の乗船実習の4年制
理念:学生個々の人格形成と実践的な海事技術の習得を中心にした世界に通用する船員の高等教育を行う。

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