経済産業省が11月30日に発表した10月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1443万kl、前年同月比4.2%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(573万kl、前年同月比7.9%減)、アラブ首長国連邦(385万kl、13.5%増)、カタール(113万kl、5.0%増)、クウェート(88万kl、16.4%減)、イラン(82万kl、18.0%減)、となっている。
中東依存度は87.7%、前年同月に比べ0.7ポイント増と3か月連続で前年を上回った。
燃料油の在庫は1032万kl、前年同月比0.0%増と3か月ぶりに前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ナフサ及びA重油は前年同月を下回った。