日本通運は12月7日、「NEX-NET」シリーズ第2弾となる「NEXNET:Sea&Rail 東京ランドブリッジEastBound」を発売する。
関西を主とした西日本地域から東京の鉄道貨物ターミナルまでの鉄道輸送と、東京港から苫小牧港・釧路港までの海上輸送を組み合わせたもので、2017年8月21日に発売した、NEX-NET:Sea&Rail東京ランドブリッジWestBoundと対になる輸送ルートを運行する。
WestBoundと発着を逆転させたEastBoundの導入で、関西圏を中心とした西日本地域から北海道への輸送バリエーションが増え、顧客のニーズに合わせた輸送サービスを幅広く提供するとともに、コンテナラウンドユースにも対応し、空コンテナ回送の解消と環境負荷の軽減が期待されるとしている。
新サービスの特徴は、WestBound同様、海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた、環境に優しいサービス。コンテナの運用改善によって、より割安な輸送コストの提案が可能だ。
北海道、東北地方で災害等による列車輸送障害の影響を受けない。鉄道輸送では青函トンネルを通過できない危険品の輸送が可能。西日本の広範囲から東京発の海上輸送に繋げることで輸送バリエーションが増え、輸送力の増強が図れる。