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荒川化学/富士工場の火災、倉庫内の在庫を出荷一部再開

2017年12月20日/SCM・経営

荒川化学工業は12月19日、富士工場における爆発・火災事故について、安全確認がとれた倉庫内の在庫については、出荷を一部再開していると発表した。

12月1日に発生した富士工場(静岡県富士市)印刷インキ用樹脂製造棟における爆発・火災事故は、死亡者1名(協力会社)、重傷者3名(協力会社)、軽傷者11名(内協力会社5名)の人的被害が発生。

爆発の影響により、印刷インキ用樹脂製造棟は、全焼、その他隣接製造棟では一部損傷し、近隣住宅等への被害が発生した。

富士工場内の全製造設備操業停止を継続しているが、発災現場を除き、停止命令の解除に向けて安全面に最大限の注意、確認をおこないながら、点検・修理等の作業を進めている。

なお、印刷インキ用樹脂製造棟は、再建しない方向で検討を進めており、安全確保のための処置を開始する。

製品供給では、他事業所での代替生産や外部委託による生産を検討し、一部は開始している。

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