中日本高速道路(NEXCO中日本が建設を進めている新東名高速道路の海老名南JCTから厚木南ICまでの区間(延長約2km)が、2018年1月28日15時に開通できる見通しとなったと発表した。
開通効果として、厚木市では、東名や圏央道などの交通利便性を活かした物流拠点の建設が進むなど、工業団地や物流拠点が集積しており、新東名の開通により、更なる物流の効率化による生産性の向上が期待されている。
新東名厚木南IC周辺の自治体では、新たな産業拠点の創出やまちづくりのための土地区画整理事業が進んでおり、新東名の開通が地域開発を促進するとしている。
新東名厚木南ICの開通により、海老名JCTでの選択肢が増えることで、海老名JCTと厚木IC周辺道路の交通混雑が緩和され、定時性が向上する。
NEXCO中日本は、新東名高速道路への期待として、物流企業は「中部や関西方面から関東首都圏各地への配送の中継のための内陸倉庫として機能している。
これまでは東名や圏央道方面では、厚木ICをメインに活用しており、開通後、最寄となる厚木南ICを活用することによる配送時間の短縮やそれに伴うコスト削減の効果がでることを期待している」、「厚木ICを利用しており、最寄の厚木南ICの開通により配送時間の削減やコスト削減を期待している」との声を紹介している。
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