いすゞ自動車は1月25日、国土交通省にギガのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(ピストン)。
大型トラック用エンジンにおいて、ピストン燃焼室壁部に燃焼による熱と圧力が繰り返し作用し、そのダメージが蓄積して亀裂に至るものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ピストン燃焼室壁部の亀裂が進行して穴が開き、最悪の場合、エンジンの出力低下及び白煙排出により、走行不能に至るおそれがある。
全車両、車両走行データを確認し、負荷及びその頻度の高い車両はエンジンを良品に交換する。
リコール対象車の台数は計1万3471台。不具合の件数は340件、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001218325.pdf