日本通運が1月31日に発表した2018年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆4707億9700万円(前年同期比6.5%増)、営業利益511億1000万円(28.3%増)、経常利益546億8700万円(21.3%増)、当期利益340億900万円(18.3%増)となった。
国内貨物は、自動車部品や鉄鋼等の輸送需要が増加し、国際貨物は、アジア向けを中心として、電子部品等の航空貨物が引き続き好調を維持する等、総じて堅調に推移した。
前年同四半期に比べ、航空輸出貨物の取扱いが堅調に推移したことや、石油販売単価が上昇したこと等により、各セグメントで増収となり、セグメント利益についても、減価償却方法変更の影響による増益効果も加わり、各セグメントで増益となった。
通期は、売上高が前回予想を上回ることが想定され、業績予想数値を修正し、売上高1兆9800億円(6.2%増)、営業利益700億円(21.9%増)、経常利益730億円(14.4%増)、当期利益430億円(18.0%増)を見込んでいる。